📘 初心者さん向けタロット入門(全10回)
このシリーズでは、タロットの始め方から、意味の覚え方、正逆位置、
1枚引き、絵読み、スプレッドまで、
初心者さんが学びやすい順番でやさしく解説しています。
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タロットを始めたいけれど、何から覚えればいいの?


タロットを始めてみたいけれど、
「何から覚えればいいんだろう?」
と迷ってしまう人は意外と多いんだよ!
タロット占いに興味を持ったとき、多くの人が最初にぶつかるのが、
「どこから学べばいいのかわからない」という悩みです。
カードは全部で78枚ありますし、
大アルカナ・小アルカナ、正位置・逆位置など、
初めて見る言葉もたくさん出てきます。
解説本やサイトを開いてみても、
情報が多すぎて、かえって「どこから手をつければいいの?」と
迷ってしまうこともあるかもしれません。
「意味を全部覚えないと読めないのかな?」
「特別な才能が必要なのかな?」
そんな不安を感じる人も少なくありません。

タロットを始めてみたいけど…
78枚もあるし、何から覚えればいいのかわからないよ〜!

大丈夫ですよ。最初から全部覚える必要はありません。
タロットは少しずつ親しくなっていくものです。
まずは気軽な気持ちで触れてみましょう。
実は、タロットを学び始めるときに大切なのは、
カードの意味を丸暗記することではありません。
まず知っておきたいのは、
“タロットがどのような考え方で使われているのか”ということです。

この記事では、以下のことを、
できるだけわかりやすく紹介していくよ!
- タロットとはどんなものなのか
- 初心者は何から学べばいいのか
- つまずきやすいポイントはどこか
- 今日から何を始めればいいのか

最初の段階では、
「正しく読まなければ」と力を入れすぎず、
まずはカードに触れ、絵を眺めて、
そこから何を感じるのかを大切にしてみてください。
まず知っておきたい|タロットは自分や状況と対話するための道具

タロットというと、
「未来を当てるもの」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
テレビや雑誌、インターネットなどでタロットに触れたことがある人ほど、
「未来を予言するカード」という印象を持っていることもあるでしょう。
もちろん、これから起こりそうな流れを考えるために使われることもあります。
しかし、タロットの役割はそれだけではありません。
迷っているときや、自分の気持ちがよくわからなくなっているとき、
カードを眺めることで思いがけない気づきが生まれることもあります。
カードに描かれた象徴や場面を通して、
- 今の自分が何を感じているのか
- どんな状況に置かれているのか
- どこに気づく必要があるのか
を見つめ直すための道具でもあります。
だから、タロットは未来の流れを考えるだけでなく、
自分自身や今の状況と対話するための鏡のようなものともいえるのです。
とくにRWS(ライダー・ウェイト)版タロットは、
絵そのものに多くの意味が込められています。
人物の表情。
立っている場所。
持っている道具。
背景の色や風景――。
そうした象徴を読み取りながら、
カードが伝えようとしているメッセージを考えていくのです。
最初は意味がわからなくても大丈夫です。
「この人は何を見ているんだろう?」
「なんだか明るい雰囲気だな」
そんな小さな気づきからでも、
十分にタロットとの対話は始まっています。

タロットは“当てるためだけの道具”じゃなくて、
“考えるための道具”としても使えるんだね!

小さな疑問や発見の積み重ねが、
タロットを学ぶ楽しさにもつながっていきますよ。
核カードで見る|なぜ『愚者』がタロットの始まりを象徴するのか

初心者さんがタロットを学び始める姿を象徴するカードとして、
まず紹介したいのが『愚者』です。
愚者は大アルカナの0番。
タロット全体の旅路の出発点として描かれるカードです。
RWS版の愚者には、崖のそばに立つ若者が描かれています。
空を見上げる姿。
足元を気にせず進もうとする様子。
小さな荷物を持ち、軽やかに歩き出そうとする姿――。
その姿には、
未知の世界へ踏み出そうとする純粋なエネルギーが表れています。
ここでは愚者を、何も知らない人というよりも、
「知らないからこそ進める人」として捉えてみましょう。
経験がないことを恐れず、心が向かう方へまず一歩を踏み出してみる。
それが愚者の持つ自由さと始まりの力です。
タロットを学び始めたばかりの人も、まさに同じ状態にいます。
まだ意味を覚えていない。
読み方もわからない。
それでも興味を持ち、カードを手に取った――。
その時点で、すでに愚者の旅は始まっているのです。

あっ…
愚者ってなんだか初心者のボクみたいなカードだね!

うん。
わからないから進めないんじゃなくて、
わからないまま進んでみるカードなんだね!

最初から完璧に理解できなくても大丈夫です。
むしろ、わからないことがあるからこそ、
そこに学びの余白があります。
一枚のカードを眺めて、「これは何だろう?」と感じること。
解説を読んで、「そういう見方もあるんだ」と知ること。
少しずつカードの世界に触れていくこと。
その小さな積み重ねが、タロット学習の始まりになります。
▶︎ 大アルカナ0番 愚者
関連カードで理解を広げる

『愚者』が「最初の一歩」を表すカードだとしたら、
その一歩を支える力を教えてくれるカードもあります。
ここでは、
初心者さんがタロットを学ぶときに役立つ4枚のカードを紹介します。
ワンドのエース|「やってみたい」という気持ちを大切にする
タロットを始めるきっかけは、人それぞれです。
「なんだか面白そう」
「昔から興味があった」
「自分を見つめ直したい」
そんな小さな興味から始まることも少なくありません。
『ワンドのエース』は、
新しい可能性や意欲の芽生えを象徴するカードです。
そこには、まだ形になっていない情熱や、
「やってみたい」という気持ちの種が描かれています。
何かを始めるとき、最初から大きな自信は必要ありません。
まずは「やってみたい」という気持ちを大切にすること――。
それが学びの出発点になります。
▶︎ ワンドのエース
ペンタクルのペイジ|少しずつ学びを積み重ねる
初心者さんがつい焦ってしまうことの一つに、
「早く覚えなければ」という気持ちがあります。
カードの意味を覚えようとして、
解説本やサイトを何冊も読み比べてしまう人もいるかもしれません。
ですが、タロットは短期間で覚えきるものではありません。
カードと向き合いながら、少しずつ理解を深めていくものです。
『ペンタクルのペイジ』は、
現実的な学びや基礎づくりを表すカードです。
目の前にあることを一つずつ吸収し、
自分の力にしていこうとする姿が描かれています。
派手さはありませんが、
基礎を大切にする姿勢は、長く学び続ける上でとても大切です。
焦らず積み重ねること――。
それもまた、タロットを続けるための大きな力になります。
▶︎ ペンタクルのペイジ
魔術師|学んだことを実際に使ってみる
本を読んだり、動画を見たりしているだけでは、
なかなか読み方は身につきません。
知識を得ることは大切ですが、
実際にカードを引いてみて初めて見えてくることもあります。
『魔術師』は、
持っているものを活用し、行動へ移していく力を象徴します。
学んだ知識を実践へと変えていく存在ともいえるでしょう。
知識を得ることも大切ですが、
それを実践してみることで理解は深まっていく――。
最初はうまく読めなくても構いません。
カードと向き合う経験そのものが、学びになっていくのです。
▶︎ 大アルカナ1番 魔術師
女教皇|わからないことを受け入れる
初心者さんのうちは、
「この解釈で合っているのかな?」
「本の意味と違う気がするな」
と不安になることがあります。
しかし、タロットには一つだけの正解があるわけではありません。
もちろん体系や伝統的な解釈はありますが、
それらを学びながら自分なりに考えていくことも大切です。
『女教皇』は、
静かな観察と内面的な理解を表すカードです。
すぐに答えを出そうとせず、まずはカードを見つめてみる。
考えながら少しずつ理解を深めていく――。
その姿勢は、長く学び続ける上で大きな助けになります。
▶︎ 大アルカナ2番 女教皇

なるほど!
始めるだけじゃなくて、
学び方にもいろんな形があるんだね。

そうなんです。
気になったカードがあれば、ぜひ解説記事も読んでみてください。
一枚ずつ知っていくことで、
タロット全体のつながりも見えてきますよ。
初心者さんがつまずきやすいポイント

タロットを始めたばかりの頃は、多くの人が同じようなところで悩みます。
最初は誰でもわからないことだらけです。
だからこそ、「自分だけが向いていないのかもしれない」と思う必要はありません。
ここでは、とくによく見られる3つのポイントを紹介します。
意味を丸暗記しようとする
78枚すべての意味を覚えようとすると、どうしても苦しくなってしまいます。
タロットを始めたばかりの頃は、
「まず覚えなければ」と考えてしまいがちです。
実際、本やサイトにはたくさんのキーワードが並んでいるので、
それを一つひとつ覚えようとする人も少なくありません。
ですが、カードは単語帳ではありません。
絵を見て感じることや、
状況とのつながりも大切な読み方の一部です。
同じカードでも、
問いや状況によって受け取る意味が少し変わることもあります。
だからこそ、キーワードだけを暗記しようとすると、
かえって読みにくくなってしまうこともあるのです。
まずは主要な意味を知りながら、絵を観察する習慣をつけてみましょう。
正解を探しすぎる
タロットには体系や伝統があります。
その土台を学びながら、象徴を読み取る柔軟さも大切です。
とくに初心者さんのうちは、
「この解釈で絶対に正しいのかな?」
「本に書いてある意味と違っていたらどうしよう」
と不安になることがあります。
ですが、「正解探し」に意識が向きすぎると、
かえってカードを見る余裕がなくなってしまいます。
タロットは、体系を学びながらも、
自分なりに考えることが大切な側面があるのです。
もちろん独りよがりな解釈にならないよう学ぶ姿勢は必要ですが、
最初から完璧な読みを目指す必要はありません。
まずは自分なりの読みを試してみることも大切です。
すぐに上達しようとする
タロットは、一度読んだから終わりというものではありません。
経験を重ねるほど見えてくるものがあります。
最初は意味がわからなかったカードも、
何度か引くうちに印象が変わることがあります。
また、同じカードでも、
その時々の状況によって新しい気づきを与えてくれることもあります。
だからタロットの学びは、短距離走というよりも、
少しずつ続けていく長い旅に近いのかもしれません。
焦らず続けていくことが、結果として一番の近道になります。
すぐに上達しなくても大丈夫です。
一枚ずつカードに触れながら、
自分のペースで理解を深めていきましょう。

全部覚えなきゃって思ってた…。

こうした悩みは、多くの初心者さんが通る道です。
むしろ、タロットを真剣に学ぼうとしているからこそ
生まれる悩みでもあるんです。
くろごめ的|やさしい始め方のコツ

タロットの学び方は、一つに決まっているわけではありません。
本をじっくり読みながら進める人もいれば、
実際にカードを引きながら覚えていく人もいます。
その中でも、初心者さんが無理なく続けやすい方法として、
特におすすめしたいのが次の4つです。
まずは1日1枚引いてみる
複雑なスプレッドを使う必要はありません。
最初から何枚もカードを並べると、
かえって情報が多くなりすぎてしまいます。
まずは1枚だけ引いてみましょう。
今日のテーマや、
今の自分へのメッセージとして眺めてみるだけでも十分です。
「今日はどんなカードが出るかな?」
そんな軽い気持ちで続けるだけでも、
少しずつカードとの距離が縮まっていきます。
一枚引きはシンプルですが、
タロットの基本がたくさん詰まった学び方でもあります。
絵を観察して感じたことを書く
意味を調べる前に、
「何が気になったか」を書いてみるのもおすすめです。
人物の表情や背景など、自分が目を向けた部分には意外な発見があります。
たとえば、
「この人は少し不安そうに見える」
「空が明るくて希望を感じる」
といった感想でも構いません。
最初は短いメモ程度でも十分です。
そのあとで解説を読み、自分が気づいたことと、
一般的な意味やカードに描かれた象徴を照らし合わせてみましょう。
そうした記録を残しておくと、後から見返したときに、
自分の読み方の変化や成長にも気づきやすくなります。
わからなくても続ける
最初は意味がつながらなくても構いません。
一度見ただけでは理解できないカードもたくさんあります。
ですが、何度もカードを見るうちに、少しずつ理解が深まっていきます。
以前は難しく感じていたカードが、
ある日突然しっくりくることもあります。
それは決して珍しいことではありません。
タロットは、
一枚一枚との付き合いを重ねながら理解していく学びでもあります。
だからこそ、「わからないからやめる」のではなく、
「今はまだわからない」と考えてみてください。
気になったカードから学ぶ
78枚すべてを順番に覚える必要はありません。
気になるカード。
何度も出るカード。
印象に残ったカード――。
そうしたカードから学び始めるのも立派な方法です。
興味を持ったカードは自然と記憶に残りやすく、
学びも深まりやすくなります。
タロットは試験勉強ではありません。
だからこそ、「全部覚えなければ」と考えるよりも、
「このカードをもっと知りたい」
という気持ちを大切にしてみてください。
その積み重ねが、やがて78枚全体の理解へとつながっていきます。

大切なのは、無理なく続けること。
少しずつカードに触れながら、
自分のペースで学んでいけば大丈夫ですよ。
まとめ

タロットは、未来を一方的に断定するための道具ではありません。
カードに描かれた象徴を通して、
自分自身や状況を見つめ直し、考えを深めるための学びの道具でもあります。
最初から78枚すべての意味を覚えようとしなくても大丈夫です。
まずは一枚のカードを手に取り、絵を眺めてみること。
そこから何を感じるのか、どこが気になるのかを、
少しずつ言葉にしていくこと。
そうした小さな積み重ねが、
やがて自分なりの読み方へとつながっていきます。
タロット学習は、知識を増やすだけでなく、
自分自身との対話を深める旅でもあります。
わからないことがあっても、すぐに答えを出す必要はありません。
カードと向き合う時間の中で、少しずつ見えてくるものがあります。
まずは気軽な気持ちで、
カードを一枚手に取るところから始めてみてくださいね。

なんだか始められそうな気がしてきたよ!

最初から完璧じゃなくていいって聞くと安心するね!

何よりも大切なのは、
タロットと仲良くなることかもしれません。
ぜひ、カードに触れていく時間を楽しんでくださいね。
📘 初心者さん向けタロット入門(全10回)
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